30日にスタートするドラマ『トキメキ☆成均館スキャンダル』(KBS第2)でハ・インス役を演じる俳優チョン・テス。実姉ハ・ジウォンの冷静なアドバイスを胸に、緊張感を失うことなく撮影に臨んでいる。
関係者が21日に語ったところによると、チョン・テスは同ドラマの設定分析や役作りの方向性について、細かいところまでハ・ジウォンと一緒に悩み、意見を交わしているそうだ。
ハ・ジウォンのアドバイスは、「新人のころのような姿勢に戻り、再デビューするという心構えを持ち、この作品が最後というつもりで臨むこと」というもの。
関係者によると、姉からこうしたアドバイスをもらったチョン・テスは、撮影スタッフの間で「このドラマ以降は時代劇専門俳優になるのでは」と言われるほど役に入れ込み、一体化しているそうだ。
関係者は「チョン・テスさんは役を見事にこなし、針でつついても血が1滴も出てこないような冷血さを感じさせながらも、孤独で悲しい内面を表現、愁いに満ちた目で絶賛されている」と話している。
チョン・テスはスタッフを通じ、「今回の作品が最後というつもりで一瞬一瞬にベストを尽くす姿勢は、トップ女優である姉(ハ・ジウォン)の心構えでもあり、いつも肝に銘じている」とコメントした。
そして、「演じているときは、常にその人物が本当の『自分』のように見えているかが一番重要だと思うから、ハ・インスとして生きている間は、『悪い男』『冷血男』と言われる覚悟ができている」とのことだ。