トップスターたちが振り返るアンドレ・キム氏との思い出


 韓国を代表するファッション・デザイナーのアンドレ・キム氏が12日、肺炎のため逝去した。チャン・ドンゴン、キム・ヒソン、ソン・スンホン、ウォンビン、チョン・ドヨン、イ・ヨンエら韓国を代表するトップスターたちは昨年9月、『SBSスペシャル アンドレ・キムとの七重インタビュー』に出演し、アンドレ・キム氏に感謝の気持ちを表していた。

 チャン・ドンゴンは「新人時代に初めて(アンドレ・キム氏の)ショーに出た。当時、アンドレ・キム先生のショーでメーンモデルになるということは、スターになることへの証しだったし、名誉だった。先生のショーに出た後から、スターとして接してもらえるようになった気がした」と、アンドレ・キム氏のショーの力について語った。また、「ファッション・ショーが終わってから、先生がくださった服が何着かある。その一つを着てアメリカへ行ったところ、『東洋の王族か』と問いかけてきた人がいた」とエピソードを紹介した。

 ソン・スンホンは「新人として少し顔が知られるようになったころ、テレビ局で電話をいただいた。ショーに出られるのはトップスターばかりだったのに、僕にチャンスをくださったことに驚いた」と格別の感慨を口にした。

 キム・ヒソンは「先生のステージに立つことは、メーンモデルであってもなくても、モデル本人にとっては特別なトピックになる。『ブレーク』するには(アンドレ・キム氏の基準に)パスしなければならない」と言った。さらに、「(世界的デザイナー)ジョン・ガリアーノの日というものはない。だが、サンフランシスコはアンドレ・キムの日を宣布した。それも2回も」と語った。

 ウォンビンは「僕の夢をかなえていく過程で、多くのことを得た。先生は恩人」と感謝の気持ちを、イ・ヨンエは「大きな木、大きな山のような方」と尊敬の念を表した。

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