『明日に向かってハイキック』が日本で人気のワケ

韓国シットコム過去最高視聴率


 昨年、MBCで放送され人気を呼んだシチュエーション・コメディー(以下、シットコム)『明日に向かってハイキック』が日本で「韓国シットコム・ブーム」を巻き起こしている。『明日に向かってハイキック』は現在、日本の有料チャンネル「アジアドラマチックTV So-net」で放送されている。

 制作費が多くないシットコムのジャンルの限界を克服し、過去最高価格で買い付けられた『明日に向かってハイキック』は、コメディーのセンスが韓国的なのにもかかわらず、おおらかなヒューマニズムや風刺の効いたストーリーで、熱い反響を呼んでいる。放送終了前から再放送を求める声が多数寄せられ、韓国シットコム史上最高の視聴率をマークした。

 このドラマを制作したチョロクベム・メディアは「ユン・サンヒョンが出演した『クク島の秘密』(08年)が日本で放映され、好評だった。続いて『明日に向かってハイキック』も最高価格で買い付けられたが、その反響は韓国並みに熱い」と話している。

 ソニーの子会社で、日本で同ドラマの版権を持つSo-netのキム・ミニョン・プロデューサーも「『明日に向かってハイキック』は口コミで評判が広がり、ほかのチャンネルからも再放送買い付けのオファーが殺到している。視聴率も歴代最高だ。日本国内では間もなくDVDがリリースされる予定なので、いい結果を出すものと予想される」と話している。

イ・インギョン記者
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