海外ロケ中のRain、韓国に帰国できないワケ=『逃亡者』


 ドラマ『逃亡者』(KBS第2)の海外ロケを行っているRain(ピ/チョン・ジフン)が韓国に帰国できない理由は、軍隊の問題のためだという。

 Rainは現在、同ドラマの撮影のため、中国・北京に滞在中。先日、日本での撮影を終え、北京へ向かった。今後も香港やマカオ、タイ、シンガポール、フィリピンなど、アジア各地で撮影を行う予定だ。同ドラマの撮影会社側は、「約2カ月間、海外ロケのスケジュールが入っている。放送が始まる9月末ごろ、韓国に帰国する予定だ」と語った。

 しかし、続く海外ロケのほか、Rainが韓国に帰国できないもう一つの理由は、パスポートの問題だといわれている。Rainは9月28日付で軍入隊の令状を受け取っているが、芸能活動を理由に延期を申請した。今回の出国では、シングルビザを使用したため、帰国後再び出国するには、あらためてビザの発給を受けなければならないが、入隊を延期しているRainは、発給を受けることができない状態だ。そのため、『逃亡者』で共演するイ・ナヨンやイ・ジョンジンらは、韓国と海外を行ったり来たりしながら撮影を行っているが、Rainは海外ロケの撮影分をすべて終えるまで、韓国に帰国できない。

 Rainは自身の所属事務所ジェイチューン・エンターテインメントの株式の売却をめぐり不正取引疑惑も持ち上がっているが、これに対する明確な立場を示すこともできずにいる。今回の作品で名誉挽回を図ることができるのかにも、注目が集まっている。

イ・ダジョン記者
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