ミュージカルへの出演が決まったチュ・ジフン(本名チュ・ヨンフン)が、「復帰作というより、国家のための仕事に参加する」とし、麻薬事件以来初めて舞台に立つ心境を打ち明けた。
チュ・ジフンは、2日午後2時、東崇アートセンター(ソウル市鍾路区)東崇ホールで行われたミュージカル『命の航海』の制作発表会に出席。ショーケースと公式インタビューをこなした。昨年、麻薬事件を起こしたチュ・ジフンは、2月に芸能活動自粛を表明し、突然入隊した。
この日、二等兵から一等兵に昇進したと明らかにしたチュ・ジフンは「麻薬事件後、舞台に復帰する感想」を問われると、余裕を持って堂々と口を開いた。「個人的に復帰作とは思っていない。各分野でしっかり持ち場を守っている方々が多く、共演する40人の将兵に迷惑をかけるかもしれない。制作発表会ということで、このように楽に話もしているが、軍人として国家のための仕事に参加している。そういう気持ちで、一生懸命励んでいる」と語った。
今回のミュージカルを主催した国防省関係者も「チュ・ジフン一等兵は、不祥事があったが、6月に全ての肩の荷を下ろした。今は国軍の一人として、忠実に軍服務をしている。最もつらい特殊部隊にいる。今回の作品を企画しながら、内部的にも多くのファンの関心を受けているので、何人かスター級の俳優をキャスティングすることにした。社会的な雰囲気などを考慮して選んだが、関係者たちはチュ・ジフン一等兵に対し、今回の作品に迷惑をかけるというよりは、むしろ大きな力になる俳優としてキャスティングした」と説明した。
チュ・ジフンのほかイ・ジュンギ、キム・ダヒョン、ユン・ゴンジュらが出演する『命の航海』は、今月21日から29日まで、ソウル国立劇場ヘオルム劇場で上演される。