オ・マンソクが東京ファンミ開催で会見、「日本旅行」にも触れる


 俳優オ・マンソクが7月31日、江戸川区総合文化センター大ホールにて東京で初めてのファンミーティングを開催。「オ・マンソク FanMeeting in Tokyo」と題されたイベントで、トークや得意のミュージカルナンバーの披露、そして最後には握手会も行うなど、ファンとの触れ合いを楽しんだ。

 イベントに先だち行われた記者会見では、「大阪でのファンミーティングでの感激以来、2カ月ぶりに東京でのファンミを開くことができ、とても感謝している。今日は去年、おととしに演じたミュージカルの歌を歌うが、リハーサルで久しぶりに舞台で大きな声で歌った」と明るい笑顔で語り、「ドキドキしている」とワクワクした気持ちを表現した。

 日本通といわれるオ・マンソクだが、先日もプライベートで日本を訪れたばかり。「秋葉原に行った。そこからずっと歩いて上野公園まで行った。そこに東京国立博物館があって、日本の文化に触れたいと思い入ったのだが、ちょうど中国展が開催されていて、中国を学んで帰った」と笑いながら明かした。この旅行は、先ごろ交際していることが明らかになった女優チョ・アンとの旅行だった。


 日本で好きなところは、との質問には「日本へ来ると、原宿や新宿にも行ったりするが、どこに行くというより歩くことが大好き。遊園地も好きで、東京ディズニーランドやディズニーシーも大好きで、少なくとも5回は行っている。ディズニーランド内のホテルに泊まったこともある」と意外な一面ものぞかせた。

 今まで演じた役柄で、最も自分に似ていると思う役は、との問いには「いつも作品を準備している期間に、どのような役でも自分の中にあるわずかなものでも自分に似た部分を引っ張り出して演技している。僕に似ている、似ていないと考えずに、純粋にその役を演じている」とし、「多くの方は『ぶどう畑のあの男』のチャン・テッキ一が番似ていると言うが、顔が黒いからかな」と言って笑った。

 映像、舞台さまざまな演技のフィールドで活躍しているが、どのジャンルが一番合っていると感じているのだろうか。「以前は舞台、ミュージカルをたくさんやっていたので、それが楽だと思っていた。ドラマや映画をやって、自分が演じたものを編集者の手によって作り変えられていくというのも発見だったし、面白いと思う。しかし、舞台は自分が演じて表現したものを観客と一緒に共感できるということが、いつまでたっても興味深いし、刺激をくれる。自分をリフレッシュさせてくれるものなのでやめられない」と語った。


 そして「いつも僕の出演したドラマなどを愛してくれて、舞台に出ると韓国まで足を運んでくださる方もいらしていつも感謝している。新しいミュージカルを見て、少しがっかりしてしまう方もいるかもしれないが、僕はいつも新しいことに挑戦し、新しい姿をお見せしたい。新しいドラマも準備しているので、もっと皆さんに会える機会を作りたい」と日本のファンに向けてメッセージを伝えた。

 ミュージカル新作『トキシック・ヒーロー』がまもなく始まるオ・マンソクだが、ドラマ『What’s Up』の出演も決まっており、公私ともに絶好調。さらなる活躍に、ファンの期待はいっそう高まっている。

東京=野崎友子通信員

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