女優ソン・ヘギョがイ・ジョンヒャン監督の新作映画出演に向け、調整を行っていることが分かった。
ソン・ヘギョは、『美術館の隣の動物園』(1998年)、『おばあちゃんの家』(2002年)を手掛けたイ・ジョンヒャン監督が準備している新作の有力なヒロイン候補に挙がっている。ひき逃げ事故で婚約者を失ったプロデューサーの迷いや成長を描くこの作品は現在、脚本のチェック段階で、タイトルは未定だ。
所属事務所は27日、「先日、脚本を受け取り、出演するかどうか調整しているところ。ソン・ヘギョは現在、中国で映画『一代宗師』(原題)の撮影中だが、撮影が終わり次第、新作を決める」と話している。
ソン・ヘギョがこの作品に出演することになれば、2006年の『ファン・ジニ』以来4年ぶりの韓国映画出演となる。
イ・ジョンヒャン監督は、繊細な感性を描く演出力で定評があり、国内外の映画祭で数々の受賞を果たしている。新作は『おばあちゃんの家』以来8年ぶりだ。