「第2のユン・ウネ」誕生なるか=『イタズラなKiss』


 MBCの新ドラマ『イタズラなKiss』でヒロインを演じることになったチョン・ソミン。ロマンチック・コメディーの新たなシンデレラになれるかどうか、関心が寄せられている。

 『イタズラなKiss』を制作するグループ・エイトは16日、プレスリリースで、最終確定した男女主人公のキャスティングを発表した。ヒロインのオ・ハナ役には、現在SBS『赤と黒』(原題:『悪い男』)でホン・モネ役を演じているチョン・ソミンが抜てきされた。

 1989年生まれのチョン・ソミンは、『赤と黒』がドラマデビュー作。ドラマ出演2作目にして、多くの女優が狙っていた人気漫画原作のロマンチックコメディーのヒロインに決まり、SS501のヒョンジュン(リーダー)と共演することになった。

 チョン・ソミンは韓国芸術総合学校演劇院の演技科に首席で入学。一重まぶたの目が印象的な独特の魅力の持ち主だ。初ドラマ『赤と黒』ではキム・ナムギル、オ・ヨンスらトップスターと共演しているが、落ち着いた演技で視聴者から注目を浴びている。

 今回のヒロイン抜てきは、人気漫画原作のドラマ『宮~Love in Palace』(ファン・インレ演出、グループ・エイト制作)で一躍スターになったユン・ウネを思わせる。

 当時、演技経験が全くなかったユン・ウネだが、皇太子と結婚した庶民的でパワフルなヒロインを好演し、注目の女優として人気を不動のものにした。チョン・ソミンが演じるオ・ハナも、勉強はできないがプラス思考で明るく一途なヒロインだ。

 ドラマ関係者は「明るい笑顔、キュートなルックス、安定した演技力という将来性が認められ、ヒロインに大抜てきされた。新スターの誕生が楽しみ」と、チョン・ソミンに期待を募らせている。

キム・ヒョンロク記者
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