新人チャン・ゴンジェ監督の長編デビュー作『つむじ風』が、「第46回ペーザロ国際ニューシネマ展(ペーザロ映画祭)」でニューシネマ大賞を受賞する快挙を成し遂げた。
13日、映画振興委員会が明らかにしたところによると、6月27日に閉幕した同映画祭で、『つむじ風』がニューシネマ大賞を受賞。2005年、在中韓国人である張律監督の『キムチを売る女』が同賞を受賞して以来、5年ぶりの快挙だ。
ペーザロ国際映画祭は、イタリア・マルケ州ペーザロで開催。新しい映画の流れを地域別に紹介してきた映画祭だ。
『つむじ風』は、疾風怒涛の青春を繊細ながらも覇気あふれる演出で描き、評論家の好評を博した。ロッテルダム国際映画祭、香港国際映画祭など11カ国の世界主要映画祭に招待され、バンクーバー国際映画祭では、ドラゴン&タイガー賞を受賞した。