あて逃げ容疑で検察の調査を受けていた俳優クォン・サンウが、罰金500万ウォン(約37万円)の略式起訴処分となった。
ソウル中央地検刑事5部(パク・ギュンテク部長検事)は13日、乗用車を運転中、交通事故を起こし、その後車を乗り捨てて逃走した疑いで、クォン・サンウを罰金500万ウォンの略式起訴した、と発表した。
クォン・サンウは6月12日未明、ソウル市江南区清潭洞の路地で自身の車を運転中、路上に駐車してあった車やパトカーに衝突、その後、車を乗り捨てて逃走した疑いで書類送検された。
クォン・サンウは同14日、警察の調べに対し、「飲酒運転ではなかった。突然パトカーが追って来たので、驚いて逃げただけ」と主張しているという。事件を江南警察署から引き継いだ検察は今月9日、本人を呼び、事故の経緯などを調べた。
検察の関係者は、「クォン・サンウさんは飲酒運転の事実を固く否定している。事件の関係者を対象に行った調査でも、飲酒運転をしたという証拠は見つからなかった」と語った。