クォン・サンウ、あて逃げではなく事故後未処置で終結へ


 クォン・サンウが起こした交通事故が、あて逃げではなく、事故後未処置で終結する見通しだ。

 26日、ソウル江南警察署関係者は「クォン・サンウの交通事故は、道路交通法上54条1項の事故後未処置とされ、検察に送致した。クォン・サンウにはあて逃げの疑いがない」と伝えた。

 これはクォン・サンウが人命被害を出さなかったからだと分析される。ある関係者は「あて逃げは人にけがをさせ、逃走した場合において当てはまる犯罪行為。今回クォン・サンウの容疑が認められなかったのは、人命被害がないからだ。クォン・サンウの場合、物は破損したが、人命被害はなく、“事故後未処置”に分類される」と説明した。

 事故後未処置は、一般的には罰金刑で処理される。

 またクォン・サンウが事故を起こした後、マネージャーが身代わりになり、罪をかぶろうとしたという疑いについても、警察は「マネージャーが陳述書を書く前、クォン・サンウが運転していた事実を明らかにしたので、クォン・サンウに対する立件は不可能。よってクォン・サンウはこの件に関して、措置を受けない」と話していたことが分かった。

 クォン・サンウに対するネットユーザーらの怒りは、日増しに強くなっている。ネットユーザーらは「法の網をかいくぐっても、過失自体は消えない。クォン・サンウ本人の心からの謝罪や反省を求める」という意見を寄せている。

 クォン・サンウは今年下半期放送予定のSBSドラマ『大物』の主人公として、来月から撮影に入る予定だ。

イ・ダジョン記者
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