俳優たちの軍服ファッションに注目


 クォン・サンウ、キム・スンウ、チャ・スンウォン、T.O.P(BIGBANG)、ソ・ジソブ、ユン・ゲサン、チェ・ミンス、ソン・カンミン、チェ・スジョンが軍服に身を包んだ。6・25戦争(朝鮮戦争)勃発60周年を記念し、戦争ドラマや映画が一挙に放送されるため、スターたちが団体で軍服を着ることになったのだ。

 しかし、スターが着れば平凡な軍服も「ミリタリールック」に生まれ変わる。スターの個性あふれるスタイリングは、新しい流行につながる。平凡な軍服でも、当然スターならエッジの効いたスタイルとして完成しなければならないのではないだろうか。最高の軍服ファッションの主人公は誰だろうか。

どこで撮ってもグラビア、『砲火の中へ』のチャ・スンウォンとT.O.P

 16日に公開される『砲火の中へ』はクォン・サンウ、チャ・スンウォン、キム・スンウ、T.O.Pなど主演俳優のラインナップから違う。“モムチャン(肉体派)”クォン・サンウはもちろん、スーツが似合うキム・スンウ、毎回レッドカーペットで、ベストドレッサーとして名前が挙がるチャ・スンウォン、ここに次世代ファッショニスタT.O.Pまで加わった豪華出演者たちの軍服ファッションは、果たしてどうだろうか。

 視線をくぎ付けにするのは、やはりチャ・スンウォンだ。無精ひげを生やし、ホワイトベージュに赤いラインが入った軍服を着こなす彼はカリスマ性が炸裂。一瞬で英徳市を焦土化させる、冷酷な北朝鮮軍の進撃隊長パク・ムラン役を見事に披露する。また、黒い制服に角ばった帽子、危なっかしく銃をさげたT.O.Pの姿も印象的だ。故国と学校を守るという一念で戦う、彼の初々しさや正義感が感じられる衣装だ。

『ロードナンバーワン』のソ・ジソブ、モノクロ映画『哀愁』を彷彿

 白いTシャツにジーパンだけでもオシャレだと言われ、“ソ・ガンジ(カッコいいという意味)”というニックネームを持つソ・ジソブ。そんな彼だけに、カッコいい軍服ファッションを期待させる。23日にスタート予定の『ロードナンバーワン』でソ・ジソブは、貧農の下士官出身将校チャンウ役を演じる。

 一途にスヨン(キム・ハヌル)だけを愛すが、ほかの男と結婚しなければならない彼女を見守る、悲しい愛の主人公だ。そのためだろうか。古典ロマンス映画『哀愁』で、一人の女性を長い間思い続ける大佐、ロバート・テイラーを連想させる。二人のキャラクターの共通点だけではない。すでに公開されたスチールカットを見ると、ソ・ジソブの衣装はロバート・テイラーが着て登場した衣装のように、気品がありクラシックなスタイル。ソ・ガンジの軍服ファッションを期待したい。

キム・ギョウル記者
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