パク・ヘジン、ファンミ開催で会見「ファンが最近積極的でうれしい」


 俳優のパク・ヘジンが6日、東京・中野サンプラザホールにて「パク・ヘジン スペシャルファンミーティング2010」を開催。4日の福岡でのファンミーティングに続いての開催だった。

 ファンミでは、ドラマ『熱血商売人』『エデンの東』など出演作品の撮影秘話や釜山時代のプライベートの話などを、時折勉強中の日本語を交えるなどして語った。また、身体を鍛えていると話し、「写真集を出す予定です。前回は肌を露出しなかったが、最近は露出がはやりのようなので」と会場を笑わせた。

 「1人の人として伝えたい」と流暢な日本語で手紙を読み、抽選会、ゲームなどで楽しい時間を過ごし、途中、最初のカジュアルスタイルからフォーマルスタイルに衣装が変わると、「初めてのヘアースタイルです」とオールバックを後ろで結んだヘアースタイルを披露し、「自信があったらもっと早く披露していた」と言い「大きな古時計」『噂のチル姫』OSTから「ただひとり」を歌い、甘い歌声でファンを魅了した。

 イベント後、記者会見に臨んだパク・ヘジンは、「(福岡では)久しぶりのファンミーティングに感慨深く涙が出たが、今日は感慨深さよりも楽しく、面白く過ごせたと」とし、「(日本のファンは)以前は慎重で消極的な印象だったが、最近は積極的に表現してくれる。ファンとの距離が近づいた気がしてうれしい」と所感を述べた。



 現在放送中のドラマ『熱血商売人』については、「ハ・リュは何も持っている物がなく持っているものは身体だけで、自分の足で動く人物だったので、心理的ストレスよりも体力的なストレスが大きかった」とし、「徹夜や、台本がなかなか出来ず放送の心配もしたが、今振り返ると楽しい思い出に」と語った。

 今後やってみたい役として、「昔は情けない役をやりたかったが、今までソフトで優しい役が多かったので、今後は力強い男らしい役をやりたい。ノワール物にも挑戦をしてみたい」とチャレンジ精神をのぞかせた。

 日本語が上達しているのは、日本で俳優活動の予定があるのか、と問われると「日本人のように自然に日本語が出てくるようになれば、役の幅を広げるために出演してみたいが、韓国人の上手な日本語でOKという役は、今はやりたい気持ちはない」と慎重な一面も見せた。

 日本でも発売が決まった化粧品のイメージキャラクターに抜擢され、そのポスターがセクシーと話題に。「セクシーな表情を意識したのではなく、連射撮影の一つがたまたまセクシーなポーズだった。自分でも“雰囲気が違う”と思うこともある。写真撮影に慣れてないので自分の良い表情なども分からない」と笑った。

 肌の露出が多くなる予定の日本の写真集の撮影を控えているパク・ヘジン。今後の予定は「まだ発表できる段階ではない」としながらも、次回作も検討中で、忙しくなる予定とのことだ。



東京=野崎友子通信員

(C)Masako Hirayama

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