歌手RUI(イ・スンチョル)が新たなライブ史を刻んだ。今年でデビュー25周年を迎える「ライブの皇帝」ことRUI。彼は歌手たちの夢のステージであるオリンピック主競技場(ソウル市蚕室)で、最高のサウンドと視覚的効果を使い、完ぺきな公演を披露。あらためて自分自身を越えた。
RUIは5日午後、コンサート「Orchest-Rock」を開催、約5万人の観客に3つの楽しさを届けた。
一番印象深かったのは雄大なサウンドだった。2時間にわたる公演中、RUIは60人のオーケストラと12人のバンドとの共演で、美しいサウンドを披露。クラシックと大衆音楽の融合は、互いの相乗効果を生み出し、曲の深みを増した。
公演のハイライトは、RUIのヒット曲メドレー。「ヒヤ」「さよならなんて言わないで」「最後のコンサート」「少女時代」「さよなら」「雨とあなたの話」「叫べ」など珠玉のヒット曲24曲を熱唱し、観客の耳を楽しませた。
RUIは「僕の音楽人生の一番うれしくて大事な日をこのように一緒に迎えてくださり、感謝しています」とし、「最近は良いことが続いているので祈るとき、“今のこの幸せが続きますように”と祈っている」と観客に感謝の気持ちを伝えた。
この日、RUIの25周年記念コンサートには、普段からRUIと親しいチョン・ジュノやキム・ジョンウン、そしてション&チョン・ヘヨン夫妻も駆け付けて観覧。またこのコンサートの模様は80分ほどに編集され、7月にMBCで放送される。