27日午後(現地時間)、米国サンフランシスコのスタンフォード大学で、映画『砲火の中へ』の試写会が行われた。
クォン・サンウが演じた役は、偶然戦闘に参加することになったニセ学徒兵カプチョ。試写会の後に行われた記者懇談会で、評論家スコット・フォンダスはクォン・サンウについて、「反抗的な目つき、たばこをくわえるシーンなどが印象的だった。その姿はジェームズ・ディーンやアラン・ドロンを彷彿させた」と語った。
続けて「技術的にもストーリーテリングの面でも、すべてにおいて素晴らしい映画。世界の舞台でアピールすることができる要素が十分に含まれている。大衆にアピールできる映画だと思う」と絶賛した。
この日の米国での試写会は、スタンフォード大学アジア太平洋研究所の招待で実現した。
試写会には研究者や評論家、韓国戦争(朝鮮戦争)参戦兵士、スタンフォード大の学生ら約400人が参加。洛東江戦線を守るために投入された学徒兵71人の物語を観覧した。映画の上映中は、ため息をもらす人やすすり泣く人の姿もみられ、引き続き行われたセミナーでは、学生たちから質問が相次いだ。
試写会にはクォン・サンウとイ・ジェハン監督、制作者チョン・テウォン代表が出席した。