チョン・ドヨン主演の『下女』(イム・サンス監督)が公開11日目で観客動員数170万人を突破し、損益分岐点を超えた。
映画振興委員会の映画館入場券統合電算ネットワークによると、『下女』は21日から24日午前4時30分にかけて、韓国全土の568スクリーンで47万9288人の観客を動員、通算観客動員数を171万8786人に伸ばし、ボックスオフィス2位にランクインした。
制作者サイドによると、『下女』の制作費は32億ウォン(約2億4000万円)で、マーケティング費用を含めて損益分岐点を超えるためには、約160万人以上の観客動員が求められていた。
『下女』と同じ日に公開された『ロビンフッド』は、同期間の観客動員数が45万8921人、通算観客動員数も122万9759人に達し、3位に入った。
一方、『下女』と共にカンヌ国際映画祭のコンペティション部門に招待され、脚本賞を受賞した『詩』(イ・チャンドン監督)は、観客動員数3万2115人、通算でも9万6741人にとどまり、8位と低迷した。