K-POPアイドルが日本チャート席巻

 現在、音楽界の音楽チャートだけを見たら、アイドルたちの勢いが後退している。しかし、視野を広げて日本チャートに目を向けて見てみよう。韓国のなじみのアイドル歌手たちの名前が目立つ。日本に進出したアイドル歌手といえば東方神起、SS501ぐらいしか知らなかった人々にとって、日本チャートの上位にランクインしているKARA、4Minute、超新星、FTIslandの姿は新鮮だ。



■2000~4000人の日本ファンが殺到。女性アイドルKARA、4Minute

 5人組女性グループKARAの日本での人気がすごい。KARAの日本版パッケージアルバム「KARA SPECIAL PREMIUM BOX FOR JAPAN」は先月29日、オリコンのデイリーランキングで7位にランクインする快挙を成し遂げた。

 KARAは8日、日本デビューを発表する合同記者会見を行っただけで、まだ正式デビューはしてはいない。それにもかかわらず、記者会見に4000人のファンが集まるなど、彼女たちに対する日本ファンの関心や期待は高い。KARAの日本正式デビューは8月。正式デビュー後、彼女たちの日本での活動がどんな結果を生むのか、期待を集めている。

 5人組女性グループ4Minuteも日本で活躍を見せている。「Muzik」を日本語シングルとしてリリースした彼女たちは、日本で初単独コンサートを開催。会場には約2000人のファンが詰めかけた。

 それだけではない。12日、同曲はオリコンのシングル・ウィークリーランキングで21位を記録。これから本格的に日本進出する新人グループとして、この結果は満足できる成績だ。4Minuteは19日、2ndミニアルバムのリード曲「Hit yoUr Heart」で韓国活動も準備している。


■日本の映画、コンサート、インディーズで縦横無尽の活躍を見せる超新星、FTIsland

 6人組アイドルグループ超新星の活躍も目覚しい。メンバー全員が11日から4日間限定で公開された日本映画『君にラヴソングを』の主演を務めた。

 K-POPアイドルの日本活動は、これで終わらない。18日、超新星はオリコンのシングル・デイリーランキングで、3枚のシングル「ALL ABOUT U」「J.P~REBORN~」「まごころ」が2位、3位、4位にそろってランクイン。韓国歌手がオリコンランキングで、トップ5に3曲もランクインさせたのは異例。韓国であまり活動していないアーティストたちの日本での活躍が目立つ。

 5人組アイドルバンドグループFTIslandも、日本メジャー市場に華麗に飛び込んだ。19日、シングル「Flower Rock」をリリースした彼ら、発売当日3位に躍り出た。特に昨年までは、インディーズレーベルでCDをリリースしてきたFTIslandが、最近タワーレコードの全国チャートで、人気グループ嵐に続き、総合2位の成績を収めた点は大きな成果だ。

 FTIslandはこの勢いに乗って22日大阪、23日東京でライブイベントを開催する。

 このような現象について、カン・テギュ文化評論家は「日本に進出している大部分のアイドルグループたちが、日本現地の会社の協力で、プロモーションをする場合が多い」とし、「これは現地化戦略に合わせた韓国コンテンツが、日本市場を満足させているとみることができる」と分析した。

チョン・ソヨン記者
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