ソウル市長選挙に立候補したチ・サンウク氏が、妻シム・ウナによる応援遊説について口を開いた。
ソウル市鍾路区鐘路2街の選挙事務所で20日、チ候補と会った。この日午前10時、タプゴル公園で出陣式を行ったチ候補は街頭でのあいさつ、候補遊説など忙しいスケジュールを送った。チ候補は「シム・ウナが応援遊説をする計画はあるか」という質問に、「妻は家事に専念している」と答えた。
チ候補は「わたしは現場で走り回っているが、子どもたちも大事なため、妻は育児に専念している」と説明した。
続けて「今朝『BBS朝ジャーナル』との電話インタビューで子どもたちが泣いてしまい、放送事故になるところだった」とエピソードを語り、「妻が子どもたちの面倒を見てくれれば、僕も…」とほほ笑んだ。
しかし、妻の応援遊説の可能性について、完全には否定しなかった。チ候補は「今はただ考えているだけ。もし後で日程が決まれば、そのときまたお話ししたい」と語った。
現場のある関係者は、「シム・ウナさんがチ・サンウク候補の誕生日パーティーや、事務所の開所式を前後して3回ほど姿を見せた」と話した。また別の関係者は、シム・ウナの応援遊説についても、「確かに考慮している。しかし、現在まで何も決まっていない。今後の応援遊説のスケジュールは、シム・ウナさんだけが知っている」と明言を避けた。
シム・ウナは16日午後、選挙事務所を訪れ、夫の誕生日を祝った。この日夫妻が撮った写真が公開され、大きな話題を集めた。