入隊イ・ジュンギの代役はヤン・ドングン=『グランプリ』


 このほど兵役のため入隊したイ・ジュンギの代わりに、俳優ヤン・ドングンが映画『グランプリ』に出演することになった。

 これは、『グランプリ』を制作するネバー・エンディング・ストーリーが10日、「ヤン・ドングンが出演することで事実上決定した。今月中にクランクインする予定」と明らかにしたもの。

 『グランプリ』は事故で馬も自信も失い、騎手の道をあきらめようとする女性騎手(キム・テヒ)が、新しい馬とともに再びレースに挑むというストーリーの映画だ。

 『IRIS-アイリス-』のヤン・ユンホ監督がキム・テヒと再びタッグを組むことでも話題を呼んでいるこの作品。当初、キム・テヒの相手役にはイ・ジュンギがキャスティングされ、撮影が始まっていたが、イ・ジュンギが3日に突然入隊したため降板していた。

 代役のヤン・ドングンにとっては3月の除隊以来、初の本格的な商業映画出演作となる。ヤン・ドングンは除隊後に低予算映画『離脱』に出演することを決めていたが、撮影が延期となり、『グランプリ』に先に出演することになったという。

 制作会社側は、既にイ・ジュンギで撮影した分もヤン・ドングンで撮り直し、7月にクランクアップ、今年の秋夕連休(中秋節の連休:今年は9月21-23日)ごろの公開を目指す。

チョン・ヒョンファ記者
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