ガールズグループ4Minuteが8日、Zepp Tokyoで、単独ライブ「“4Minute”LIVE Energy Vol.1 『Muzik』」を開催し、ファン2000人が熱狂した。4Minuteが単独ライブを行ったのは、韓国国内を含めて今回が初めて。
4Minuteは今月5日、シングル「Muzik」をリリースし、日本デビューを果たしたばかり。リーダーのナム・ジヒョン、メーンボーカルのホ・ガユン、ボーイッシュなチョン・ジユン、元Wonder Girlsのキム・ヒョナ、末っ子のクォン・ソヒョンの5人のメンバーで構成され、「舞台に立っている4分間すべての人たちを魅了する」という意味のグループ名を持つ、パワフルでかっこいいガールズグループだ。
ライブの前には、マスコミ向けに日本デビュー曲「Muzik」を披露し、トークセッションも行われた。コンサートの感想を求められるとリーダー・ジヒョンが「日本での初めてのコンサートで意味があると思う。一生懸命に準備したものがすべてお見せできるか、少し緊張している」と語った。
5日にシングルリリースした感想を、ガヨンが「発売当日にインターネットで日本のファンが撮った写真で、ある建物に4枚のCD(ジャケット)のポスターが貼ってあった。その写真を見た瞬間に今日のコンサートが楽しみになった」と日本デビューの喜びを語った。
他の女性グループとの違いを聞かれるとジユンが「“かわいさ”ではなく、パワフルでかっこいい、個性を生かした姿。“ベスト”ではなく、オンリーワンの存在になりたい」と語った。
若い女性の人気が高いことに触れられると、ヒョナが「同性に人気があるというのは、羨望(せんぼう)の対象だと思う。私たちもそうだった。同性から人気があるのは本当にうれしい。これからもそうありたいと思う」とした。
末っ子のソヒョンは現在15歳。知っている日本語や好きな日本の歌手を聞かれると「日本語の勉強は最初にあいさつを習ったが、周りからは『おなかペコペコ』を教わった。好きな歌手は“嵐”。魅力がある」と答えた。
最後にジヒョンから「1ヵ月後は、韓国でデビュー1周年を迎えます。そして日本からたくさんの愛情をいただいて光栄に思います。ずっと新人の気持ちを忘れずに一生懸命頑張りますので見守ってください。そして応援をよろしくお願いします」とファンへメッセージを贈った。
一方ライブは、「FOR MUZIK」、「Muzik(Original Version)」でパワフルなダンスを披露して幕を開け、続いて『あげない』でかわいく女性らしいステージをするなど最初から多彩なパフォーマンスでファンを魅了。PV撮影の裏側やアジア各国を周った時の貴重な特典映像が流れるなどファンにはうれしいサプライズも。
メンバーソロのステージでは、ソヒョン、ジヒョン、ジユンがセクシーでかっこいいダンスをみせると、ヒョナがソロデビュー曲の「CHANGE」を日本初披露、ガユンが中島美嘉の「雪の華」を日本語でしっとりと歌い上げた。
そして再度5人が登場し、「HOT ISSUE」を熱唱すると会場はさらにヒートアップ。「What a girl wants」のかわいいダンスで会場を盛り上げると、日本デビュー曲となった「Muzik(Japanese Version)」を初披露。日本1stライブは大成功で終了した。
東京=野崎友子通信員