KARA、ファン公開の会見で今夏日本デビューを発表


 ガールズグループKARAの日本デビューが決定し、8日、東京グランドプリンスホテル赤坂にてファンが見守る中、合同記者会見が開催された。

 KARAは、2008年「Pretty Girl」が大ヒットすると、2009年は「ミスター」で“お尻ダンス”が一大ブームを巻き起こした。今年3月には「LUPIN」が韓国三大歌謡番組すべてで1位獲得という快挙を果たし、ついに今夏、日本デビューすることが決まった。

 清楚な白のワンピースに身を包み登場すると、あいさつする声が聞えないくらいのファンの大歓声に包まれた。その熱狂ぶりに「うれしいです」「たくさん来てくれて、ありがとうございます」と日本語で答えると歓声はさらに大きくなった。


 日本デビューの感想を聞かれジヨンはうれしそうに「小さい時から日本に関心がありましたが、デビューするなんて不思議」、とし、ニコルは「初心を忘れずに頑張ります」と語り、全員で「私たちは『ミスター』で日本デビューします」と声をそろえた。

 日本で好きなものは、と聞かれると、日本語が出てこなかったニコルが「木村拓哉さん好きです」と言い会場を笑いに包み、ギュリが「SS501のジョンミンさんから教えてもらった“ああ、私はどうしてこんなに美しいんだろう”」と言って笑いを誘うと、メンバーの顔からも緊張の色が消え、笑顔になった。

 メンバーの内面を問われると「ニコルは、優しくて繊細。誠実で真面目」「ギュリは、周りの人を包み込むような心の広い人」「スンヨンは、何でも一生懸命です」「ハラは、美しいボディーラインです。顔も可愛いし優しい。クルーな面がある大人」「ジヨンは、一番年下ですが成熟した考えを持っています。愛嬌もありKARAにピッタリ」と答えた。


 会見後には、衣装を着替え、デビュー曲「ミスター」の韓国語バージョンのパフォーマンスが披露され、ファンも掛け声とともに大声援を送った。

 日本デビューに向けて日本語を勉強中のKARAは、会見中も片言ながらも日本語を使うよう努力し、その姿は更にファンの気持ちに火を付けたようだった。

 最後は、ハイタッチ会が行なわれ、集まった大勢のファンとの触れ合いを楽しんだ。

 一方、KARAは、翌9日には神奈川県横浜みなとみらいホールでファンクラブ結成式が行なわれる。

東京=野崎友子通信員

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