チョン・ギョウンが日本初ファンミ開催で会見、率直な姿をアピール

　俳優チョン・ギョウンが7日主演ドラマ『千万回愛してます』のKNテレビジョン放送を記念した「チョン・ギョウン　1stファンミーティング」のために訪日。中野ZERO小ホールにて記者会見を行った。

　ファンミーティングのために準備したことは、との質問に、「うまくありませんが、歌を用意しました。私は率直すぎるのがたまにキズで、チョン・ギョウンがどれだけ率直な人間か見て欲しいです」と語った。『千万回愛してます』は、代理母という難しいテーマを取り扱っているが、チョン・ギョウンは一途でピュアなハートの持ち主ガンホを演じている。

　「『千万回愛してます』のガンホは、自分に一番近いキャラクター」というチョン・ギョウンは、ドラマのポイントを「主人公のウンニムにアプローチをしながら結婚前のギクシャクとしたラブストーリーが見どころ。結婚後ウンニムが代理母をやっていた事実が分かり私の気持ちが変わってしまう反転も見どころだと思います」とＰＲした。

　また、印象的なシーンは「キスシーンが一番記憶に残っています。それまではキスシーンはうまく出来なかったので、きれいに見せる努力をしました。特に涙を流しながらのキスシーンは一番記憶にあり、胸にジーンと来るものがありました」と話した。

　実際に自身の身に「代理母」の問題が起こったら、と尋ねられると「あまり考えたくない状況ですが、万が一その生んだ子どもが兄の子であるのならば、そのまま暮らすことは出来ないと思います。家族と離れて暮らすと思います。理解するのは難しいです」と率直な意見を語った。

　プライベートな質問で、周りの人にはどう思われているのか、と聞かれると「４次元。何を考えているのかよく分からないと言われます。私自身は率直なだけなのですが、周りは面白く、よく分からないと思っているみたいです」と話し、通知表には何と書いてあったか、との質問には「小さいころから静かで内気な性格と高校まで書かれていた。モデルの仕事を始めてから生活が活発になったようです」とユニークな質問にも答えた。

　前日夜日本に到着したチョン・ギョウンは、「日本に来る前の方が緊張して眠れませんでした。行きたい所はたくさんあります。ファンミーティングの後、行きたいと思います」とし、「ショッピングしたいです。夏に着る半ズボンを買いたいです」と話した。

　その後行われたファンミーティングでは、ドラマの名場面を見ながら「ウンニムとの出会いのような偶然の出会いはないです。あれはドラマの中だけの事だから」「好きなタイプは私に内助してくれる人。実際は顔やプロポーションや性格も見ます。１番は…プロポーションかな」など軽快なトークを繰り広げた。また○×クイズやＱ＆Ａコーナー、料理でのり巻きを作り抽選でファンが試食、歌「ファブン」の披露、握手会など楽しい時間を過ごした。

東京＝野崎友子通信員