コ・スが『クリスマスに雪は降るの?』放送記念で記者会見


 俳優コ・スが29日、主演最新ドラマ『クリスマスに雪は降るの?』のKNテレビジョン日本初放送を記念したプレミアムイベントのために訪日し、新宿文化センターにて記者会見を行った。

 『クリスマスに雪は降るの?』はコ・スが4年ぶりに主演するピュアラブストーリードラマ。高校時代の初恋を胸にしまって生きてきた男女が8年ぶりに再会し、愛をはぐくんでいく過程を描く。過去の呪縛や家族間のあつれきなどさまざまな障害にぶつかりながら、懸命に愛と幸せを求める男女4人の姿と、からみ合う恋愛模様がみどころだ。

 コ・スは会見で、非常に真面目ながらも天然、という魅力を遺憾なく発揮。記者の問いに、一瞬間を置きながら、ていねいにそして愉快に答えた。


―このドラマを選んだ決め手は?

 「待ちに待ったドラマということで、選択には慎重にならざるを得なかった。自分が選ぶというより選ばれたというほうが正しい。『ごめん、愛してる』『ありがとうございます』などの作家イ・ギョンヒさんの作品を楽しく見させていただき、以前からご一緒したいと思っていたので、オファーを受けさせてもらった」

―チャ・ガンジンの役作りはどのように?

 「建築家には正確な方が多い。それが性格にも表れていて、閉ざされた心の方が多いような気がした。そしてこまごまとした動作やジェスチャーやアドリブをなくし、正確な姿を見せようと思った」

―相手役のハン・イェスルさんの印象は?

 「非常に明るく、周囲を幸せにしてくれる人と思った。子どものころ外国で育ったのでジワンの感情を理解するのが難しい、と言っていたので、撮影前にジワンのキャラについて話し合った」

―ドラマのおすすめのシーンは?

 「ジワンと再会して、『また会えてうれしい』という言葉が印象に残っている。そこから、ふたりが始まっていくシーンなので。また、自分の心を率直に表現するシーンも心に残っている」

―この作品でどのように演技への取り組み方が変わった?

 「以前も一生懸命やっていたが、4年間、演技ができない時間、考えることができた。以前に比べて深く考えるようになり、キャラについて慎重に考えるようになり、以前にもまして真心を込めて演技をするようになった」

―自身の中で、一番自慢できるところは?

 「いつも鏡を見ながら考えるのだが、足りないところが多いと思う(笑)。何事にも一生懸命やろうと努力することではないか」

―着やせしているが、肩、腕を出すといい体。肉体管理はどのようにしている?

 「いつも祈っている。かっこよくなれ、かっこよくなれと(笑)。有酸素運動もよくする。ロッククライミングにはまっていて、登山、トレッキング、ウォーキングも好き」


―ご自身のクリスマスの思い出は?

 「20歳代の初めのころ、先輩の家に寝泊まりしていた。クリスマスの日、先輩に電話したが出なくて、家の前で一晩中待った。そしたらドアが開いて先輩が出てきた。先輩は早く寝てしまって電話に気付かなかったんです」

 コ・スほか、ハン・イェスル、ソヌ・ソン、ソン・ジョンホらが出演する『クリスマスに雪は降るの?』は、KNテレビジョンで毎週土曜・日曜の夜11時ほか放送中。

東京=野崎友子通信員

<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c)Chosunonline.com>
関連ニュース