ソ・ヨンヒ主演作、カンヌ「批評家週間」に招待


 ソ・ヨンヒ主演の映画『キム・ボクナム殺人事件の顛末(てんまつ)』が、来月開幕する第63回カンヌ国際映画祭の「批評家週間」に正式招待された。

 この映画は、キム・ギドク監督の下で助監督を務めていたチャン・チョルス監督の長編デビュー作。小さく美しい島の5世帯7人が殺されるという事件を描いたサスペンス物だ。

 ヒロインのキム・ボクナムを演じたソ・ヨンヒは、純朴な女性が一瞬にして残忍な女に変ぼうする姿をリアルに演じている。

 また、もう一人のヒロイン・ヘウォンを演じたチ・ソンウォンは、一連の出来事に共通する事件を見つめる人物で、冷ややかな内面を見事な演技で見せている。

 今年のカンヌ国際映画祭には、イム・サンス監督の『下女』と、イ・チャンドン監督の『詩』がコンペティション部門に、ホン・サンス監督の『夏夏夏』が「ある視点」部門に招待されている。

キム・ヨンウン記者
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