『詩』『下女』がカンヌ出品


 韓国映画3作品が第63回カンヌ国際映画祭の公式部門に招待された。

 イ・チャンドン監督の『詩』、イム・サンス監督の『下女』が同映画祭のコンペティション部門に出品される。韓国映画2作品がコンペティション部門に進出するのは、2007年(『シークレット・サンシャイン』と『ブレス』)以来3年ぶり。

 ホン・サンス監督の『夏夏夏』はある視点部門に招待された。

 『詩』は小さい都市で孫と暮らしているおばあさんが、生まれて初めて詩を書くことに挑戦し、世の中に対する叫びを詩で表現する物語。女優ユン・ジョンヒが15年ぶりにスクリーンに復帰した作品だ。

 イム・サンス監督の『下女』は、故キム・ギヨン監督の1960年作の同名映画をリメークした作品。チョン・ドヨンは『シークレット・サンシャイン』で、同映画祭の主演女優賞を受賞したことがあり、故キム・ギヨン監督の『下女』が2008年にクラシック部門で上映されたので、コンペティション部門への出品が有力視されていた。

 「第63回カンヌ国際映画祭」は来月12日から23日まで開催。

チョン・ヒョンファ記者
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