「ニューハーフ俳優」イ・シヨン(本名:イ・デハク)が歌手デビューした。
イ・シヨンは12日、ファースト・デジタルシングルをリリース。タイトルは「わたし、女になったの」だ。イ・シヨンは1年間にわたり歌手になるための準備をし、このほどデビューを決心したという。
この曲は、さまざまな心の傷を乗り越え、本当の女になるという内容のバラードで、米バークリー音楽大学出身の有名作曲家イ・ギュラク氏が手掛けた。
イ・シヨンはモデルとしてデビュー後、映画『マイ・ボス・マイ・ヒーロー』『セックス・イズ・ゼロ』に出演し、知られるようになった。『セックス・イズ・ゼロ2』には、性転換手術を受け、身体的にも女性となってから出演し、話題となった。このため、今回のデビュー曲にはイ・シヨンの人生が重なる、と話題を呼んでいる。
イ・シヨンは、2008年の性転換手術後に初めて受けたインタビューで、「平凡な女として暮らし、結婚したい」と語っている。