東京で3月27日にDVD発売記念イベント、28日にはコンサート「TAEGOON Spring Concert 2010~今、ここから~」と日本での活動を終えたばかりの歌手TAEGOON(テグン)が、スクリーンでの俳優デビューすることになった。
5月10日にクランクインを予定しているソン・ドンユン監督がメガホンをとる映画『海の上のピアノ』の主役として、TAEGOONが抜てきされたもの。ソン監督は、2008年、ユ・スンホ主演の『ソウルは見えるか?』を手掛けた監督だ。
この映画は、ピアニストたちの音楽に対する熱情と運命的な愛を描くもので、TAEGOONは天才ピアニスト、ジョンウ役を演じる。相手役は、百想芸術大賞で新人女優賞に選ばれた実力ある女優、ゾアン。TAEGOONと切ない愛を演じる。
TAEGOONは、俳優デビューにして主演を務めるということで、ピアノと演技のレッスンに必死で励んでいるという。「初デビュー作なのに主演に抜てきしていただき、光栄に思っています。失望させることのないように、最善を尽くして俳優として良い姿をお見せしたいです。たくさんの関心を寄せてください」と意気込みを見せている。
2009年に「Call Me」でデビューし、2009年上半期に音楽サイトBugsで最も期待される新人歌手1位にも選ばれたTAEGOON。日本でも精力的に活動し、その歌とダンス、そしてキュートな笑顔にファンが増えているところ。演技挑戦での飛躍が期待される。
東京=野崎友子通信員