カン・ジファン新ドラマ出演に協会は反発


 前所属事務所とのトラブルを抱えている俳優カン・ジファンが新ドラマ『ページワン』出演を決めたことに対し、韓国マネジメント協会が強く反発、事態の行方に注目が集まっている。

 『ページワン』を制作するコア・コンテンツ・メディアは2日、「主人公役にカン・ジファンが決まった」と発表、「カン・ジファンは前事務所とのトラブルを抱えているが、問題ないと判断し、出演を最終協議した」と説明している。

 これに対し、韓国マネジメント協会は強く反発。同協会はカン・ジファンのドラマ出演が報道されたのを受け、同日中に加盟各社に緊急メッセージを送った。同協会は「『ページワン』出演契約確定・協議中の加盟会社は事務局に連絡するよう依頼、所属俳優の『ページワン』出演契約を保留するよう要請する」としている。

 同協会は今年1月、カン・ジファンと現所属事務所エスプラスに対し、芸能活動自粛を勧告している。

 コア・コンテンツ・メディアは当初、カン・ジファン出演を円満に解決しようと、水面下でいろいろと動いていた。同協会とも接触し、カン・ジファンの前事務所ジャンボ・エンターテインメントともカン・ジファンと和解するよう仲裁を図っていた。

 ところが話し合いは思うように進まず、カン・ジファン出演を正式に発表してしまったのだ。

 カン・ジファンはひとまず出演を決めたものの、まだまだ乗り越えなければならない壁は多い。同協会は今後、理事会を開き、各テレビ局に放送自粛を要請するなど、強硬対応を取るとのことだ。

 果たしてカン・ジファンは事務所問題にうまく折り合いを付け、『ページワン』でファンに元気な姿を見せられるのか、その成り行きが注目される。

チョン・ヒョンファ記者
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