故チェ・ジニョンさん、数日前父に胸中吐露


 29日に自殺した俳優の故チェ・ジニョンさん。この2、3日前に、父親のチェさんに電話をかけ、自身の苦しい心情について語っていたことが分かった。

 30日午後、故人の通夜が行われたソウル江南セブランス病院の葬儀場を訪れたチェ・ジニョンさんの父の関係者は「チェ・ジニョンさんは自殺する2、3日前に父に電話をかけ、自分の苦しい心情について語ったと聞いている」と話した。

 同氏によると、このとき二人は、約30分間通話したという。チェ・ジニョンさんはこの電話で自分の職業に満足できず、最近オファーの入ったドラマの配役に対する不満など、自分の悩みについて語ったという。

 また、「チェ・ジニョンさんは姉(チェ・ジンシルさん)が死んだ後、いつも辛そうだった。普段から父親とよく電話で連絡を取り、近況を報告していたと聞いている」と話した。

 同氏によると、チェ・ジニョンさんのおいとめい(故チェ・ジンシルさんの遺児)は、現在、親戚のところに預けられており、幼い二人がショックを受けることがないよう、31日に行われる出棺式には参列させない予定だという。

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