今年1月デビューをしたばかりの2010年期待の新人グループZE:A(ゼア)が、26日東京・五反田ゆうぽうとホールで行なわれたイベント「SEOUL TRAIN」に出演した。
「SEOUL TRAIN」とは、株式会社インタラクティブメディアミックス、ぴあ株式会社、株式会社共同テレビの3社が毎月形を変えて開催するイベントだ。
早くも公式初訪日を果たしたZE:Aは、公演に先立ち、共演のHAM(ハム)とともに記者会見に臨んだ。
日本に来ての感想として、リーダーのムン・ジュンヨンは「日本は初めてでしたが、街がキレイでこんなにいい所だと思っていなかった」、ケビンは「個人的に、3、4回来ている。日本は魅力的な所。いつも思うのは食べ物がおいしい」と話し、キム・テホンは「将来的には東京ドームのような大きな会場でコンサートが出来るようになりたい」と夢を語った。
「SEOUL TRAIN」出演の意気込みとして「日本のお客さんが自分たちに何を求めているのかを正確に理解して、皆さんに満足してもらえるようなコンサートにしたい」と初めて日本のファンに接する気持ちを語った。
「パワフル担当、おしゃべり担当、お色気担当は?」とユニークな質問が出ると、パワフル担当はキム・ドンジュンとケビン、おしゃべり担当はチョン・ヒチョルとファン・グァンヒ、お色気担当は残りの5人との答え。するとおしゃべり担当の二人が「バラエティ担当です。ダンスを披露します」と即興で女性グループのダンスを披露し、会見場の場が和んだ。
最後にファンへ向けたメッセージとして「日本のファンの皆さんに感謝の言葉を伝えたい。昨日空港に着いた時に、雨が降っていたにもかかわらず本当にたくさんの方々が僕たちを待っている姿を見て、前日は1時間位しか寝ていなかったが、元気が出た。今日はカッコいいステージをお見せするので、期待してください。これからも声援をお願いします」と締めくくった。
イベントでは、観客1500人の大歓声の中、ダンスパフォーマンスや、「Mazeltov」「LOVE COACH」、新曲「ハルジョンイル」など計5曲を熱い、客席のパワーに負けない迫力で歌い踊った。
平均年齢は19歳から20歳のZE:A。オープニングでムン・ジュンヨンが、日本初お披露目の重圧が解けたのか、言葉に詰まりながら「すごくうれしい。本当に感激しています」と語ると、アンコールでは、メンバーが涙を流しながら客席のファンに何度も感謝の言葉を口にし、手を振る姿が印象的だった。
またこの日は、オープニングアクトとして、ロックサウンドが人気の女性グループ「HAM」が、「T.T DANCE」「ドゥグンドゥグン」の2曲をキュートに歌った。
なお、2ndアルバム「Leap for detonation」がブロコリショッピングで発売中のZE:Aは、近日中に公式ファンクラブ(http://zea.brokore.com/)もオープン予定だ。
東京=野崎友子通信員