漢江の展望台カフェでロマンチックなひとときを(下)


■蚕室大橋「リバービュー春」-花園で楽しむ母の味

 暖かい春が訪れたように可愛らしい植物が出迎えてくれるカフェ「リバービュー春」。生け花歴30年というベテランオーナーの繊細な心遣いが感じられる。オーナーのもう一つのこだわり、「ひょうたん」も店内に飾られている。女性らしいインテリアが人気で、営業時間が終わった後も、恋人たちのデートスポットとなっている。

 カフェの上では、透明なガラス窓から蚕室大橋を見渡すことができる。メニューは2000ウォン(約155円)のトーストや、1000ウォン(約78円)のスナックなどがあり、ドリンクは2000-3000ウォン(約230円)というリーズナブルな値段である。甘酸っぱい五味子茶や甘いカボチャのシッケ(韓国風甘酒)がお勧めメニューだ。ここではまた、ソウル市女性家族財団が主催する生態学習に申し込むこともできる。パソコンが2台設置されており、インターネットの利用も可。302番、2412番のバスを利用し、「漢江展望台駅」で下車。蚕室駅7番出口を出て、蚕室大橋(北端)方面に1キロほど歩くと、展望台にたどり着く。

■漢南大橋「レインボー」-マッコリカクテルや焼酎カクテルに舌鼓

 「自転車」をテーマにしており、漢江沿いでサイクリングを楽しむ人たちがよく訪れる展望台。エレベーターに乗って1階に降りると、自転車保管所がある。店内には自転車関連の小物が飾られている。

 冬の夜、リーズナブルな値段のカクテルと共に、ソウル市内の夜景が楽しめる。マッコリカクテルや焼酎で作ったレインボーカクテルは、このカフェならではのスペシャルメニュー。3000ウォンから5000ウォン(約390円)で、ソフトドリンクや伝統酒カクテル、ビール、コーヒーを味わうこともできる。ソウル・江南地区から漢南大橋を渡り、江北地区行きの470・420・144・142番バスを利用し、「漢南大橋展望台」駅で下車。

■漢江大橋「ノドゥル」「リオ」-漢江の灯台でロマンチックに

 漢江大橋の「ノドゥル」と「リオ」は、灯台のような形をしたユニークなカフェ。6211番のバスが展望台のすぐ横で停車する。この二つのカフェでは、メニューが多少異なる。リオはお茶を中心としたカフェで、ノドゥルはビールやワインが中心のバーだ。リオではコーヒーが4000ウォン(約310円)から7000ウォン(約540円)。ノドゥルは6000ウォン(約470円)から9000ウォン(約700円)でドイツビールを味わうことができる。

オ・スウン記者
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