意地悪な質問も続いた。一番親しい男友達がゲイだと言って、愛を告白してきたら? もし女優に生まれていたら? 困ったように苦笑いしたが、イ・ミンホは正直に答えた。
「それも親友ということですよね…。そんな不祥事がないことを願いますが。自分だったら、負担を感じると思います。僕ではなく、ほかの人を好きだったら理解できるかもしれませんが、なんかちょっと気まずいだろうし。それでも友達としては付き合うと思います」
続けて「女性は気を遣うことが多くて疲れそう。毎日化粧もして、注意しなければいけないことも多いし。僕も今メークしてるじゃないかって? これは自分でしたわけではないじゃないですか。どうせ女優に生まれるのなら、マリリン・モンローのように希代のアイコンになりたいです。韓国女優ならキム・ヘスさん? もし自分が女性に生まれてたら、女性だからといって、きちんと生きてはいなかったと思います」
イ・ミンホは熱狂的なファン層を持つスターだ。最近彼のファンクラブは、イ・ミンホの名前で、ハイチ大地震の被災者に義援金を寄付し、話題を集めた。彼はその事実を記事で知ったという。
「家まで来るファンはほとんどいません。僕の生活を守ってくれています。そうしながらも、このように率先して良い行いをしてくださる。本当にファンたちにはとても感謝しています」と話した。
イ・ミンホは自分を“正直な人間”と表現した。イケメンという修飾語に対しては、「僕は(イケメンというより)癒し系に近い。印象が良くて、気楽な方だと思います」とし、「顔が小さくないですから」と笑った。
今後の仕事については「映画の出演計画は当然あります。一日も早くやりたい」としながらも、「今はドラマ撮影の準備で忙しいですが、まずはドラマをうまくやり遂げたい」と力強く語った。
「演技で認められたいです。年を取ったら、後輩に尊敬される俳優になりたい。そして何より素晴らしい人間になりたいです」と抱負を語った。