インタビュー:ドラマ復帰イ・ミンホ心境語る(上)


 『花より男子~Boys Over Flowers』(以下『花男』)以来約1年ぶりにドラマ復帰を控えたイ・ミンホに会った。最近、MBC新水木ドラマ『個人の趣向』にキャスティングされてから、作品の準備に余念がなかった彼には、緊張感より余裕があふれている。

 バイラルブログ(www.viralblog.co.kr)のスターインタビューで、イ・ミンホは「これまで表舞台に出ていなかったが、どう過ごしていたのか?」という最初の質問に、「家に引きこもっていました」とにっこり笑った。インタビュアーたちの間に、笑いと感心の声が同時に上がった。女心をつかむ魅力は昔のままだった。

 『花男』のク・ジュンピョ役で一躍スターダムにのし上がったイ・ミンホ。ソン・イェジンと共演する新ドラマ『個人の趣向』で、建築設計士チョン・ジンホ役を演じる。ゲイの恋人をほしがっている女性のルームメートになろうと、ゲイを装う男だ。

 イ・ミンホは「キャスティング当時、“イ・ミンホ同性愛者に変身”という記事が出て、衝撃を受けました」と話し、「ゲイの設定がクローズアップされましたが、本当はゲイではない。状況のため意志とは関係なく、誤解を受けるのです」と説明した。

 おかげでゲイの役作りをする必要はないという。その代わり、イ・ミンホは建築の勉強にすっかり熱中した。原作小説はわざと飛ばしながら読んでいる。原作に縛られてしまうかもしれないからだ。

 『花男』以降、プレッシャーがなかったわけがない。慎重に次回作を選んだ彼は、ひとまず心を決めたら、あれこれ考えず作品に飛び込んだ。そういう“性格”だという。

 「作品を選ぶまではすごく悩みました。でも、とりあえず決めたので、気持ちが楽になりました」

 今のところ、まだ相手役ソン・イェジンと顔合わせをしていないが、初共演が楽しみな様子だった。彼は特にドラマ『恋愛時代』でのキャラクターを一番覚えているとのこと。「穏やかだった感情線が一番記憶に残っています。そのときの印象がとても良かった」と振り返った。

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