インタビュー:クォン・サンウPart1「行ってみたいのは札幌、そして温泉」(下)


―何か日本について印象が変わったこと、もしくは新しい発見などはありましたか。

 「日本についての印象が変わったとまでは言えないですけど、韓国と近い国なのに、自然環境が結構違うんだなと思いました。正直、海に一番驚きましたね。韓国の海と違って、都心からそんなに離れてない場所でも、オーストラリアとかバリなんかで見られる高い波があるんだなあって。で、そこでサーフィンを楽しんでいる人が多いこと。結構中年のおじさんたちがサーフィンを楽しんでいました。何かロマンチックだなと。オーストラリアに行ったときも、サーフィンをしているアジア人はほとんどが日本人でした。そんなところは、日本人がちょっとカッコよく見えます」

―聞いていると、本当に体を動かすことが好きなことが伝わってきますね。

 「やっぱり運動が好きですね。スポーツではサッカー、バスケットボールが一番。汗をかくことが好きなんです」

―もしまたこのような機会があったら、次はどんなことを体験してみたいですか。

 「まず行ってみたい場所は、雪がたくさん降る札幌。あとは、温泉かな。それも、日本ならではの火山地域にある温泉に行きたいです。韓国のテレビで見たことがあるのですが、いろいろ珍しい特色のある温泉がありそうなので。それから、日本で暮らしながら、日本人でもやってみなかったこと。そんなことに挑戦したいですね。あとは、楽しいバーにも行ってみたいなあ」

―DVDでは、日本語の歌も披露していましたね。

 「初めて収録するときは、不慣れな感じだったんですけど、今ではだいぶ慣れた気がします。とにかく歌自体がいい曲なので、ファンの皆さんにも気に入っていただけると思います」



―日本語はやっぱり難しかったですか。

 「はい。日本語は上手ではないですけど、歌の歌詞だから、たくさん聴いて練習すればそんなにおかしくはないんじゃないかと思いました。ファンの方々は、多少たどたどしくても、僕が頑張っている姿を好きになってくださるんじゃないかと(笑)」

―ファンの皆さんに、どんなところを一番見てほしいですか。

 「クォン・サンウという俳優が、“日本を知っていく最初の段階”というテーマで見てもらえればいいなと思います。日本でさまざまな体験をしている姿を通して、皆さんがもっと僕のことに親近感を持ってくれたらいいですね」

 クォン・サンウの素顔に触れられる「クォン・サンウ DREAM IN JAPAN~心の扉を開いて~」(発売元:株式会社irving 販売元:エイベックス・マーケティング)はPARTⅠが発売中、 PARTⅡが3月19日に発売される。DVDには、本編以外に、特典でミニ写真集やレコーディング風景やロケのNG集などの特典映像も入っている。

東京=野崎友子通信員

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