インタビュー:ユ・ジテ、映画監督への意欲を語る


 「以前はいろいろ探ろうと冒険をしていたとするなら、今は自分の長所・短所を人々に伝えて、幸せを感じられるようにすることに忠実でありたい。そういう意味で映画監督は、僕が情熱を持って飛び込むに値する分野だ」

 俳優であり映画監督のユ・ジテが、演技だけでなく、映画の演出にも並々ならぬ意欲を燃やしていることを打ち明けた。

 ユ・ジテは最近、イーデイリーSPNとのインタビューで、「今後、映画監督の仕事にもう少し集中したい。俳優活動と並行していくことになりそうだが、映画の演出を通じて、自分の夢に一歩近づけたらと思う」と語った。

 実際にユ・ジテは、大学時代から温めてきた映画『少年になる』を準備している。まだシナリオ作業中のため、キャスティングなど具体的なことを悩むには至っていないが、「韓国の俳優たちは、どこに行っても見劣りしないくらい優秀なため、良い仕事ができるだろう」と絶賛した。

 「韓国の俳優はほかのどの国の俳優よりも、多芸多才で激しい生き方をしている面が垣間見える」「特にイ・ビョンホン先輩やRain(ピ)、ク・ヘソンら、多方面で才能を見せている人がおり、スーパーマンみたいに見える」とのことだ。

 恋人である女優キム・ヒョジンとの共同作業も、いつかは実現したい夢の一つ。

 ユ・ジテは「映画『デッドマン・ウォーキング』で、当時夫婦だったティム・ロビンスとスーザン・サランドンが監督と女優として息を合わせたように、僕も共同作業をしてみたい。自分が直接管理できる制作システムなどが可能になれば、一緒にやるだろう」と語った。

チャン・ソユン記者
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