女優イ・ミヨンが25日午後、ヘビチホテル(済州島西帰浦市表善)で行われた新大河ドラマ『巨商・金万徳(キム・マンドク)』(KBS第1)の制作発表会に出席した。時代劇出演は『明成皇后』以来9年ぶり。
イ・ミヨンは同ドラマを2作品目の時代劇として選んだ理由について、「金万徳という人物がとても明るくて、希望を与えられる役どころというのが一番大きかった」と説明した。
彼女は「久しぶりの時代劇なので、より成長した姿を見せなければならないというプレッシャーがある」とし、「明成皇后のイ・ミヨンを覚えている方々がいるため、今度はどんなカリスマを見せてくれるのかと期待なさっていると思うが、万徳は朝鮮初の女性CEOというカリスマがあるといえる」と語った。
続けて「しかし、明成皇后とは違う」とし、「これからはそんなカリスマは忘れてください。明るく元気な金万徳を演じたい」と意気込みを語った。
また、「コ・ヒョンジョンの『善徳女王』の成功についてどう思うか?」という質問には、「ヒョンジョンとは大学の同期で、同い年の親友。よく比較されるが、正直に言うと女優の立場ではヒョンジョンの初時代劇を応援する気持ちで見ていた。成功してうれしい」と答えた。
しかし「女優としては、自分自身との戦いがもっと重要なので、わたしがその部分について直接触れるのは適切ではないと思う」と語った。
『巨商・金万徳』は朝鮮・正祖時代を背景に、済州島で自身の全財産をはたき、済州島民を救済、真の奉仕を実践した女性、金万徳の生涯を描く作品。『名家』の後枠として3月6日にスタートする。