シャンプーCM市場では、最近大きな変化が目立つ。プレミアムシャンプーのCMに30代トップスターの出演が相次いでいる。
その代表がキム・ヒソン(32)、ハン・チェヨン(29)、イ・ミヨン(39)だ。シャンプーモデルとして30代の女優たちが脚光を浴びるのは、最近シャンプー市場のトレンドが豊富な髪の毛や元気な毛根など、脱毛ケアを推し進める風潮に移行しているためだ。
結婚と出産で芸能活動を中断していたキム・ヒソンは、「Esthaar」の「Hair Loss Solution」CMで、上品なイメージは守りつつ、出産以降の脱毛の悩みに関する強烈なメッセージを伝える。「完璧なキム・ヒソンさえも脱毛の悩みが?」という関心を呼び起こしながら、広告効果を高めているという。
また、アモーレ・パシフィックの「呂」も、これまでモデルを務めたユン・ウネをイ・ミヨンに交代した。発売初期からモデルとして活動してきたユン・ウネの代わりにイ・ミヨンを選んだ理由は、プレミアム感あふれる機能性をさらに強調するという意図が感じられる。特にイ・ミヨンが30-40代の消費者たちにアピールするには、適任だという判断が作用したという。
「ケラシス」シャンプーのモデルを務めるハン・チェヨンも、2007年に結婚してからむしろ株価が上昇し、広告モデルとして人気を集めている。ハン・チェヨンは結婚時、5カラットのダイヤモンドの指輪をプロポーズの際に贈られたという話題で、“女性たちのロマン”を間接的に満足させた。