キム・ボムス&MBLAQがMnet「K-POP ZONE」公開収録、スンホは骨折で不参加


 歌手キム・ボムスとアイドルグループMBLAQ(エムブラック)が13日、品川プリンスステラボール(東京・品川)においてMnetの看板音楽番組「K-POP ZONE」の公開収録を行った。

 今回の収録は、Mnetが首都圏を中心にケーブルテレビ17 社を運営・統括するJCNグループで放送を開始したことを記念し、同グループのケーブルテレビ局のMnet契約者から抽選で400組800名を招待したスペシャルイベントとして行われた。

 ゲストは、ドラマ『天国の階段』の主題歌「会いたい」で知られるバラード歌手のキム・ボムスと、昨年10月にRain(ピ)プロデュースでデビューした新人グループのMBLAQの2組。イベントではそれぞれ歌を披露したほか、トークやゲームなどで観客を楽しませた。


 なお、MBLAQは男性5人のグループだが、この日はリーダーのスンホが日本に来られず4人でのパフォーマンスとなった。スンホは、韓国でのバラエティ―番組の収録で肋骨(ろっこつ)を骨折するけがを負ったためやむなく訪日を断念したとのことだ。

 イベントに先立ち、行われた会見でMBLAQは、「日本に来るのは3度目ですが、楽な気持ちでいられます。これからは単独公演を皆さんにお見せできる機会に恵まれると思って、一生懸命準備しているところです」と本格的な日本進出への意欲も見せた。

 19日には、Mnetで、彼らの日本体験記となる番組「MBLAQのYo!Tokyo」が放送されるが、その収録時の思い出を「東京タワーに登って、下を見下ろせる所から下を見てみたのがとても楽しかったです。やはり日本は街がとてもきれいで、整理整頓された印象があります」と振り返った。


 そして、「今まで日本に来ても、いつも日程に追われていたので、いつか気楽にショッピングや旅行を楽しんでみたいです」と語った。

 今回、プロデューサーであるRainからアドバイスや激励の言葉はあったか、との質問には「きちんと日本語の練習をして、きちんと日本語であいさつができるように、日本の礼儀を守るようにという言葉をもらいました」とし。「その言葉を受けて、練習してきたんですが、緊張して忘れてしまったので、本番まで練習します」と笑いながら答えた。

 一方、キム・ボムスは、昨年デビュー10周年を迎え、長年安定した地位を確保しているベテランということで、人気を保つ秘訣を新人歌手へアドバイスをと求めると、「MBLAQを見ていると、皆さんハンサムで、実力もあって、いろいろな特技も持っているので危機感を感じます」とまず余裕のジョーク。


 そして、「わたしがこの道を長く歩いてこられたのは、歌を愛して、その道だけをひたすら一生懸命歩いてきたからではないかと思います。歌で心を伝えて、歌で大衆と触れ合える歌手に今後もなっていきたいと思います。そういうことで、息の長い歌手になれるのではないかと思います」と語った。

 キム・ボムスは昨年からDJにも挑戦している。「子どものころからの夢は、1番が歌手ですが、DJにもなりたかったんです。DJはまだ学んでいかなければならない段階なので、歌以外はDJに専念したいです。でもプロデューサーはいつかやってみたいと思います」との夢を語った。


 そして今後の活動予定については「アルバム作りにじっくり時間をかけて年末までには完成度の高いものを紹介できると思う」とした。

 なお、この日の模様は「K-POP ZONE公開収録」として27日夜11時よりMnetにて放送される。そのほか、この日のステージとバックステージの様子などを交えた「K-POP ZONE公開収録スペシャル~MBLAQ編」が4月13日午後6時、「K-POP ZONE公開収録スペシャル~キム・ボムス編」が4月20日午後6時ほか放送される。

東京=野崎友子通信員

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