契約問題:カン・ジファン、芸能界で干される?


 新旧の所属事務所がもめている俳優カン・ジファンが、芸能界で干される可能性が出てきた。関係者が解決の道を模索しているが、まだその糸口は見えてきていない。

 カン・ジファンが出演を検討していた映画『西部戦線異状なし』に対し、当初は投資に前向きだったCJエンターテイメントが、このほど投資をしないことを決めた。カン・ジファンの新旧事務所が契約問題でもめていることが影響したと見られている。

 それだけではない。この映画への出演に乗り気だった有名俳優Aも、カン・ジファンのトラブルを聞き、慎重な姿勢に転じた。韓国芸能マネジメント協会が、「カン・ジファンが出演する作品には所属俳優たちを出演させない」という見解を示したためだ。

 同協会は先月27日、カン・ジファンや現所属事務所のエスプラス・エンターテインメントに対し、国内外における一切の芸能活動を自粛するよう、正式に要請した。エスプラス側はこのとき、「一方の事情だけを聞き、正式な見解を表明するのは明らかな名誉棄損」と強く反発した。

 しかし、同協会はこの決議事項について、韓国映画制作家協会や韓国ドラマ制作会社協会などの関連団体に通知している。

 現在、前事務所のジャンボ・エンターテインメントと現事務所のエスプラスは、法的な争いを残したままの状態だ。エスプラスは来月13日に韓国国内でカン・ジファンのファンミーティングを行う予定だ。果たしてそのときまでに騒動解決のめどがつくのか、ことの成り行きから目が離せない。

チョン・ヒョンファ記者
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