BIGBANGのメンバーG-DRAGONは検察に召喚され、事情聴取を受けた。
G-DRAGONは昨年12月5日と6日、ソウルオリンピック体操競技場で初のソロコンサートを行った。当初は「青少年観覧可」としたコンサートだったが、「Breathe」を歌った際、性行為を連想させるベッド上のパフォーマンスをステージで行ったほか、「青少年有害メディア」と判断された「She's Gone」と「Korean Dream」の2曲を歌った。これに対し保健福祉部は、G-DRAGONのこうした行動が公然わいせつ罪や青少年保護法に違反していたかどうかに関する捜査を検察側に要請した。
ソウル東部地検は4日午後9時ごろ、G-DRAGONに出頭を求め、事情聴取を行った。
事情聴取後、検察は「G-DRAGONが当時、所属事務所の企画どおり行動しただけだとしても、行為自体は事実と認められる。その行為が法的に処罰されるに値するかどうかは検討中」としている。
刑法第245条によると、公演わいせつ罪は1年以下の懲役、または500万ウォン(約38万円)以下の罰金に処される。また、有害メディアを青少年に提供した者は青少年保護法に基づき3年以下懲役または2000万ウォン(約150万円)以下の罰金に処せられると明記されている。
今回、事情聴取されたことで、G-DRAGONに対する司法処分があるのか、注目されている。