昨年新型インフルエンザで息子ソッキュ君を失った俳優イ・グァンギ。このほど保険金全額を、息子の名前でハイチ緊急救護後援金として寄付した。国際救護開発機構「ワールドビジョン」が2日発表した。
イ・グァンギは「大金ではないが、先にこの世を去ったソッキュの名前で寄付をするということに意味を持たせたい」とし、「子どもを失い、悲しんでいるハイチの多くの親御さんたちのことを思った。後援金を有効に使ってほしい」と語った。
イ・グァンギの温かい心遣いに、ワールドビジョンのパク・ジョンサム会長は「イさんの寄付の知らせに、ワールドビジョンの職員たちも皆感動した」とし、「本人も(息子を失くして)辛いだろうに、被災者のため救いの手を差し出すということが、すべての人々の手本となっている」とコメントした。