「ゆうばり映画祭」でク・ヘソン初監督作品が上映へ


 女優ク・ヘソンが初監督を務めた映画『愉快なお手伝い』(英題:『THE MADONNA』)が、2月25日から開催される「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2010」の企画プログラム「ゆうばりチョイス:韓国映画」で上映されることが決まった。

 『花より男子~Boys Over Flowers』でヒロインを演じるなど女優として人気を得ているク・ヘソン。その一方で、小説を出版したり、イラストレーターとして展示会も開催するなど多才なところを見せているが、映画監督としても2009年にデビューを果たした。


 「映画監督になることが目標」だというク・ヘソンが初監督した『愉快なお手伝い』は、「第13回富川国際ファンタスティック映画祭」韓国短編部門の当選作に選ばれ、「2009年釜山アジア短編映画祭」では観客賞を受賞。短編作品ではあるが、目標に向かって確実な第一歩をしるしている。

 また、同映画祭では、2009年の富川映画祭で観客賞を受賞した『ネイバーゾンビ(原題)』、コミック残酷劇の新たな試み『ノルウェイノモリ』、『妻の愛人に会う』の鬼才キム・テシク監督『東京タクシー ディレクターズ・カット版』も上映される。さらに、オフシアター・コンペティション部門には『壁』『電話番号が必要だ!!』の2本の韓国映画作品がノミネートされている。


 「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2010」(http://yubarifanta.com/)は2月25日より3月1日まで、北海道夕張市のアディーレ会館ゆうばり(旧夕張市民会館)、ゆうばりホテルシューパロほか夕張市内会場で開催される。

東京=野崎友子通信員

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