俳優カン・ジファンは、所属事務所の移籍をめぐり、二重契約のトラブルに巻き込まれているが、現事務所エスプラス側は韓国芸能マネジメント協会からの芸能活動自粛要請に真っ向から反発した。
エスプラスは30日、「協会は詳しく調査することもなく、一方的なプレスリリースを配布し、大衆文化産業を混乱させ、後退させている」と強く非難した。
また、見解表明のチャンスを与えたという同協会の主張に対しては、「見解表明を要請したことはない。こうした状況で、一方の事情だけを聞き、正式な見解を表明するのは名誉棄損・業務妨害だ。同協会と協会事務局長に対し、法に沿った手続きで責任を問う」と言った。
さらに、エスプラス側は日本国内の公式サイトについても言及した。「前の所属事務所ジャンボは、新設サイトも従来のサイトも有料のため、既存の運営者や加入者は金銭的・法的被害を受けたと主張している。だが、新設サイトはファンに近況を知らせるためにオープンしたサイトで、有料ではない」としている。
そして、「同協会は正確な状況を調査しないまま、現在カン・ジファンの日本でのホームページを運営しているソネット・エンターテインメントに一方的に公文書を送り付けこれを告知、韓流を愛するファンをさらに混乱させ、韓流ブームに悪影響を及ぼしている」と説明した。
そして最後に、「前事務所を相手取り、民事訴訟が行われているという報道は違う。業務上横領による民事および刑事事件での訴訟が行われている。罪のない俳優が無念にも非難を浴びるという事態は防ぎたい。強硬に対処する」と宣言した。