気になるあの人インタビュー:CNBLUEジョン・ヨンファ(下)


 あどけなさと大人びた雰囲気が混在している20歳のジョン・ヨンファ。芸能人としてはスタートを切ったばかりだが、意欲はもちろんだが、適応力・吸収力を感じる。バンドデビューに先んじて俳優デビューして話題となったが、ミュージシャンとして新たな気合いを入れている。

―CNBLUEとしてもデビューということで、今の気持ちは。

 「ある意味、短い時間にいろいろな活動を始めて、いろいろなことに挑戦するということはすごく楽しいことで、自分自身を高められることに幸せを感じています。CNBLUEとしてもきちんとアップグレードしたいと思っています」

―CNBLUEでは、どのような活動をしていきたいですか。

「自分たちの音楽ジャンル、音楽スタイルで多くの人々に共感してもらい、楽しめる活動をしたいです」

―CNBLUEデビュー前に、ドラマで人気が先行したことについては、どう思いますか。

 「より一生懸命頑張って、期待以上のアーティストになりたいと思っています」

―今後も、演技活動も続ける予定ですか。音楽と演技、どちらが好きですか。

 「とりあえず1月は音楽活動のスケジュールが決まっていて、音楽に専念します。そしてまた機会があれば、演技も続けてやりたいと思っています。音楽と演技、どっちが好きということはありません。だって、どちらもすごく魅力がありますから」

―日本でも早くもファンが増えていますが、今後、日本での活動予定はありますか。

 「まず韓国アルバム活動に専念し、その後日本でも活動をする予定です!」



―2010年の抱負、目標を教えてください。

 「2009年は僕にとって、すごく大きな年でした。2010年は、もっとすごい年になるよう、頑張ります。歌手CNBLUEとして、2010年を始めますが、たくさん愛してもらえたらうれしいです。そして、多彩な活動をするジョン・ヨンファを、見守ってほしいです」

 バンドCNBLUE は1月14日にファーストミニアルバム「BLUETORY」でデビューした。ジョン・ヨンファほかイ・ジョンヒョン(ボーカル・ギター)、カン・ミンヒョク(ドラム)、イ・ジョンシン(ベース・ラップ)の4人組バンドだ。15日には『ミュージックバンク』で「ひとりぼっち」を初披露し、その音楽とビジュアルは早くもチャートを席巻、大きな話題となっている。

 ジョン・ヨンファは収録曲の「Love Revolution」に作詞で、また「Y,Why…」では作詞・作曲に参加するなど、多才なところを見せている。また「BLUETORY」には、日本で発表したCD収録曲「Now or Never」「Teardrops In The Rain」の韓国語曲も収録されている。

 CNBLUEは日本で経験を積みたいと2009年6月末に日本へ。日本語学校に通いながら、渋谷駅近郊を中心としたストリートライブ活動、ライブハウス出演、楽曲制作などを重ねた。8月には初ミニアルバム「Now or Never」をリリース、11月には2枚目のミニアルバム「VOICE」も出すなど、日本でそのキャリアをスタートさせただけに、日本での活動開始も遠くないだろう。

 また、ジョン・ヨンファはソロ活動として、MBCのバラエティー番組『日曜日、日曜日夜に』のMCに抜てきされ、新たなフィールドにも挑んでいるだけに、今後のますますの活躍が期待される。

一方、ジョン・ヨンファほかチャン・グンソク、パク・シネ、イ・ホンギが主演を務めるドラマ『美男<イケメン>ですね』はKNTVで2月27日より、毎週土曜午後9時45分から放送。

 3月17日には日本版オリジナルサウンドトラックもリリース予定。ボーナストラックには「約束」日本語バージョン(イ・ホンギfeat.ジョン・ヨンファ)も収録される。

東京=野崎友子通信員

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