絵のような雪景色が楽しめる観光地ベスト5(上)

 大雪が降ると不便なことが多いが、美しい雪景色に感嘆の声を上げる人も多いだろう。ここ数年暖冬が続いたこともあり、本格的な雪景色を見る機会が少なくなった。そんな中、雪景色の美しい観光地をテーマ別に紹介する。

雪の中でより青々と輝く-潭陽竹のテーマパーク&竹農園


 冬の竹が1番美しいスポットといえば潭陽。同地にある「竹のテーマパーク」は約30年前、山頂に広がる約3万坪(約9万9000平方メートル)の敷地に竹を植林し、見事な竹林に育て上げた。その間、たけのこも採らずに、自然そのままの状態を維持してきたため、元々この地にあったかのような雄大な竹林が広がっている。冬は観光客が少なく、静かな雰囲気を堪能できる。入場料は大人2000ウォン(約160円)、学生1500ウォン(約120円)、子ども1000ウォン(約80円)。全羅南道潭陽郡金城面鳳棲里山51-1。

 竹農園は2003年、潭陽郡がソンイン山一帯に作った竹林だ。「運の開ける道」「竹馬故友(竹馬の友)の道」「哲学者の道」など八つの散策路がある。長さ約2キロの散策路はゆっくり歩いて約1時間のコースだ。展望台からは、潭陽川や官防堤林、潭陽のもう一つの名物「メタセコイアの並木道」を見下ろすことができる。大人2000ウォン、学生1500ウォン、子ども1000ウォン。全羅南道潭陽郡潭陽邑郷校里。

東洋画の中を歩く-牙山・外巖里民俗村


 民俗村に入ると、まるで東洋画の中を歩いているような気分になるはず。石垣の上には雪が積もり、草ぶき屋根の下にはつららがぶら下がっている。瓦ぶきの家と草ぶきの家が石垣で囲まれた、典型的な「韓国伝統の村」の姿をそのまま残している。

 ロケ地にもよく登場し、映画『酔画仙』『ブラザーフッド』、ドラマ『英雄時代』『オギおばさん』『トギ』もこの民俗村で撮影された。

 冬季(11月-2月)の公開時間は午前9時から午後5時までだが、村人たちが実際にここで生活しているため、いつでも立ち入ることができる。車で訪問の際は、村の入り口近くにある駐車場を利用すること。大人2000ウォン、学生・子ども・軍人1000ウォン。民宿など、農村生活を体験できるプログラムもある。

キム・ソンユン記者
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