『アイリス』暴行騒動、カン・ビョンギュら4人在宅起訴


 KBSテレビのドラマ『アイリス』のロケ現場で起きた暴行事件に対する警察の捜査が、タレントのカン・ビョンギュ被告など4人を在宅起訴することで事実上終結した。

 ソウル地方警察庁広域捜査隊は19日に行われたブリーフィングで、事件現場の監視カメラ映像を公開、この事件と関連した6人のうち4人を暴行容疑で在宅起訴したと発表した。

 この4人は、カン・ビョンギュ被告と知人のオ被告、制作会社関係者の二人だ。一方、同ドラマのオリジナル・サウンド・トラックの制作スタッフの一人だったチョン氏は不起訴処分、現在事業のため中国に滞在しているカン・ビョンギュの知人チャン氏は入国し次第、令状の実質審査を受けることになる。

 この日、警察が公開した監視カメラ(『アイリス』撮影現場に設置されていた)の映像には、制作会社関係者が野球のバッドを持っている姿と、チャン氏が制作スタッフのチョンさんに暴力を振るい、俳優キム・スンウがこれを止めようとしているところが映っていた。

 カン・ビョンギュ被告は、『アイリス』制作会社代表のチョン氏が、「イ・ビョンホンの元交際相手クォンさんの背後にカン・ビョンギュがいる」といううわさを流したとして、昨年12月14日未明、ソウル市松坡区長旨洞の撮影現場に抗議しに行った際、暴行騒ぎに巻き込まれた。

 警察は、チョン氏と口論していたカン・ビョンギュ被告がチョン氏の胸ぐらをつかみ、これを見ていた制作会社関係者が野球のバットでカン・ビョンギュ被告を殴ったところ、騒ぎを聞いて駆け付けたチャン氏が、チョン氏を暴行したと見られると説明した。

 その後、カン・ビョンギュ被告が押し問答を繰り広げ、暴行を加えたところは監視カメラには映っていないが、目撃者の証言などを基に、カン・ビョンギュ被告もこの暴行騒ぎに一部加担していたことが予想されるとした。

キム・ウング記者
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