業界人が選ぶ「テレビ界の注目株」
「自然な顔立ち、どんな役もできそうな」シン・セギョン
「粗削りな魅力」キム・ナムギル、「生まれながらのタレント」チェ・ダニエル
「キュートなのに男っぽい」キム・ドンウク
「2010年に皆さん自身が番組を作るなら、誰にオファーを出しますか」
演出家・放送作家・脚本家・プロデューサー・コピーライター・スタイリストといった放送関係者に質問してみた。「実際のキャスティングには関与しない」という前提の下、演技・芸能・歌など分野を問わず、一人だけに交渉するなら誰を選ぶかというこの質問に、最も多い3票を集めたのは、MBCのシチュエーション・コメディー『明日に向かってハイキック』の女優シン・セギョンだった。理由は、「整形美人が有利な芸能界に新風を吹き込んだ」というものだ。
同じドラマに出演しているファン・ジョンウムとチェ・ダニエルはそれぞれ2票ずつ獲得、各バラエティー番組で活躍している2AMのチョ・グォンにも2票入った。俳優のキム・ナムギル、ソウ、キム・ドンウク、チョン・ガウン、イ・ミンジョン、歌手ではBIGBANGのSOL(テヤン)、2AMのチャンミンらに1票ずつ入った。「美しいことやイケメンであることも重要だが、今どきの10代のハートをキャッチできるような新しい感受性を持つ人でなければ、2010年は生き残れない」というのが、回答者たちに共通した意見だ。
◆「今どき世代が望む新しい顔」シン・セギョン
バラエティー番組『想像プラス』などを演出しているKBSのパク・ジヨン芸能プロデューサーは、シン・セギョンについて「整形美人が有利な芸能界において、自然な顔立ちでアピールできるユニークな新人」と評価した。「どんな役でも似合いそうな顔。善良な役でも悪役でも幅広く見せられるルックスと声を持っている。長く活躍できると期待している」と評価した。CJメディア・ドラマ局のアン・サンフィ・ドラマ制作チーム長も、同様の意見だ。「今どきの世代が望んでいる美しさとは何なのかを見せてくれるキャラクター。整形手術をしたような痕跡がうかがわれない上、健康的なプロポーション。演技も新人にしてはとてもいい」と話す。
第一企画のコピーライター、ファン・ウォンミ氏も、シン・セギョンについて「しがないお手伝いさんを演じていても目に留まるのだから、今後どんな役を演じても十分こなすのでは?2010年のCM界が一番欲しがるキャラクターの一人」と高く評価している。