インタビュー:イ・ホンギ「気楽に演技しました」(上)


 ティーンズバンドFTIslandのリードボーカルとして人気を博しているイ・ホンギは、『美男<イケメン>ですね』で俳優としての姿を見せてくれた。

 『美男<イケメン>ですね』は、3人組の人気アイドルバンド「A.N.JELL」に新メンバーとして加入予定だった双子の兄の身代わりを、シスターになる修行中の妹が務めることになることから始まるドラマ。イ・ホンギはメンバーの一人を演じた。

 ドラマの設定が人気アイドルバンド、と自身をほうふつとさせる役柄。一見簡単に思えるが、あくまでキャラであり「俳優」として「演技」しなければならない。しかし、彼はそれをあまり深く悩むことなく、さらりとやってのけた。「演技」なのか「地」なのかわからないが、とにかく「ジェルミ」は素直なかわいい子として印象を残した。そんな俳優イ・ホンギに話を聞いた。

― 『美男<イケメン>ですね』にキャスティングされた経緯を教えてください。

「オーディションで選ばれました」

― ドラマ出演のプレッシャー、悩んだことはありましたか。

 「初めての大人の演技ということで、僕が考えてみたキャラクターが二通りあり、どちらがよいのかと悩みました」



― 撮影前に、何か準備しましたか。

 「ミンファンにドラムを習ったほかは、特別に準備したことはありません。衣装に少し気を使いましたね(笑)」

― 陽気な弟分のジェルミ役でしたが、このキャラクターはどういう印象でしたか。

 「そうですね…僕と似てると思いませんか?」

― バンドのメンバーという設定は、楽だったのでしょうか、それとも負担でしたか?

 「やっぱり、楽でしたね。でもドラマですし、(それが)特別に重要だとは思いませんでした」

―テギョン(チャン・グンソク)、シヌ(ジョン・ヨンファ)と違って、いつも一人おどけているような役でしたが、これはやりやすかったのでしょうか。ホンギさんご自身はどういうタイプですか。

 「僕は喜怒哀楽。ゆううつな時もあれば、怒る時もあれば、気持いい時も…多様ですよ」

― ジェルミはテギョン、シヌのようにシリアスなシーンがなかったのですが、後半に初めて涙も見せたいいシーンがありました。このシーンはご自分でどう思いますか。

 「そのシーン一つで、ジェルミというキャラクターが一気に広く知られたようです(笑)」

東京=野崎友子通信員

<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c)Chosunonline.com>
関連ニュース