中国の東方神起ファンは新聞広告を通じ、一部メンバーと専属契約問題で確執を抱えている所属事務所SMエンターテインメント(以下、SM)に圧力を加えた。
東方神起の中国人ファン向けコミュニティー会員は26日、国内の日刊紙に広告を出し、SMを非難すると同時に、メンバーに対する変わらぬ気持ちをアピールし、注目を集めている。
中国人ファンはこの広告で、「あなた方は5人が抱いてきた6年間の夢を切り捨てようとしている。5人が自由かつ束縛されずに歌えるようにすべき」と注文した。
そして、「今吹き荒れている嵐はすぐに過ぎ去るはず。わたしたちは常に彼らが傷つかないように守っていく」と、来年1月にデビュー6周年を迎える東方神起に声援を送っている。
ジュンス(シア)、ジェジュン(ヒーロー)、ユチョン(ミッキー)の3人は7月31日、SMを相手取り専属契約効力停止仮処分を申請。それ以来、東方神起は中国・深セン公演がキャンセルされるなど、グループ活動に支障を来している。
東方神起のほかのメンバー二人は、今後も今まで通りSMと意思・行動を共にするとしているが、訴訟に参加した3人は独自路線を打ち出すなど、双方の確執はさらに深まっている。