歌手カン・ヨファンが初の単独ライブイベントを開催


 ドラマ『ホテリアー』OSTや、アニメ『冬のソナタ』サンヒョク役の声優として活躍中のカン・ヨファンが24日午後6時、東京・大田区民ホールアプリコ大ホールにて『韓流スペシャルクリスマスナイト カン・ヨファン ライブ&トーク クリスマスイブの小さな贈り物』を開催した。

 オープニングでは「クリスマスキャロル」を歌いながら客席から登場。「メリークリスマス。クリスマスを皆さんと過ごせてうれしいです」とあいさつ。「カスミマルハジョ(届かない想い)」アニメ『冬のソナタ』OSTほか、バラードからアップテンポな曲まで全9.曲を熱唱し、彼の歌声に、客席は暖かい拍手と空気が広がった。

 トークでは、9月に行なわれたイベント「アニメ『冬のソナタ』~もうひとつの物語~」出演時の思い出として「東京ドームは声が響いて歌いづらかったが、皆さんの声援で歌うことができた」と語り、「舞台上でファンの声援と舞台に立てた思いがこみ上げ、目が潤んだ」と告白をした。


 アニメのアフレコ現場の映像が流れると「いつ撮影したの? アフレコ作業中は感情や状況に集中していて、現実と分からなくなる」と初めてのアフレコ作業の苦労を語り、共演のチェ・ジウが「(ユジンが)サンヒョクにこんなひどい事を言うなんて」と話していたエピソードを語った。

 また、プライベートな話題では「日本語が好き。時間を見つけて勉強しているが、ちょうど漢字が出てきて難しくなってきた」と会場の笑いを誘うと、「日本は6回目だが、東京には海があり、都会に海があるのが不思議。東京で好きな場所は渋谷」と若者らしい場所を上げた。また「好きな女性のタイプは女らしい女性。僕は彼女ができたら優しくしたい」とサンヒョクを例にあげながら、男らしい一面をのぞかせた。


 手紙の朗読のコーナーでは5年前の初来日からの思い出を朗読。最後に「ファンは神様からの贈り物です」と締めくくると、会場から大きな拍手が起こった。

 握手会をはさみ、最後に「クリスマスイブに来てくれてありがとうございます。皆さんまた会いましょう」と語ると、会場中に大きく手を振りながら笑顔で終了した。

 『韓流スペシャルクリスマスナイト』は翌25日に同所にて、『ヨン・ジョンフン(「エデンの東」)スペシャルファンミーティング』が開催される。



東京=野崎友子通信員

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